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木から紙ができるまで

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永らくの同志 親子でアーティストな友人と
静岡県浜松市天竜区へ阿多古和紙を道具から作る研究会の田中さんと杉浦さんの元へ。


木を切り
枝を蒸し
皮を剥ぎ
剥いだ皮を煮て
煮た皮を叩いて
まだ他にも準備の行程はあるのだ。

昨年12月 1人こんな作業を続けた時 何て大変な作業だろう 伝統和紙 紙漉きは1人でやるものではないと感じながら。
途方に暮れている時間もなく。
足りない道具を書き出す。

そんな足りない道具の作り方を教えてくれると言う事で 万全の体調で新東名をひとっ飛び。

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この道具は蒸した楮やミツマタの木の皮の節などを削り取る為に使う。

欲しい!作りたいか?作りたいよね 自分で。
でも道具作成はまた今度と言う話だ。
じっくりいこう。

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材料は段階を追って名を変える。

この木槌、子供達のワークショップ用とのことで小ぶりですが 私にはこの重さが丁度いい。
現在私が使っているものはもう少し大きくて重い。
石を台にしているので 手に返ってくる衝撃がかなり強く はがきサイズの紙を10枚分も叩くと大丈夫かな私の手?って感じ。

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同志よ 何を探しているんだい?
春を探しているのかい?
春なら明日やって来るよ(笑)


休憩に行ったカフェはいつだかにNHKのカフェ番組に出たと言う 教会を改装した
Cafe こみち

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内装も素敵で ボリュームあるランチもコーヒーも美味絶品でした。

紙の同志 研究 探求家達はずっとずっと情報交換と銘打って会話は全く途切れない。
永らく団体で行動していると 気付けば輪から離れていたりする事も多々な私ですが この日は作業も行動も会話もまるで気の散らない時間でした。

疑問の答えは大抵いくつか返って来て
このメンバーで学べる事が心から嬉しいと思ったのでした。

また書きます。

# by yokush55 | 2019-03-06 17:16 | 牛乳パック紙漉き 作り方

唐突ですが 私は偶然と言うのを信じていません。会話の便宜上 使用してしまう事は多少なりともあるにせよ。

唐突ですが 私は偶然と言うのを信じていません。会話の便宜上 使用してしまう事は多少なりともあるにせよ。


さて、この↑の文章を読んで 私がある作家の小説を読んでいるとお気付きの方もいらっしゃるかも知れないですね。

私は後数頁で読み終えるのですが
村上春樹の
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
を、読んでいます。

このblogに以前も書きましたが 村上春樹の小説を何冊か何度も読み込んでいます。

ノルウェイの森
Iq84
そして 今読んでいる
色彩…

1q84は母が入院していた病院で読んでいました。
この世界に小説が存在する事を心から感謝しながら読んだのを覚えています。

今回は秋に古本屋で購入したまま その存在を忘れていたのですが
おもむろに手にし 眠る前に少し 制作の合間に少し数日で読み終えようとしています。

村上春樹の小説は私にしては読むのが中々進まない小説です、
理由は
自分の中の忘れていたあれこれを小説の中の文章に寄って呼び起こされ それをある程度言葉にしてみたくなるから。
そして 自己分析や言葉にしたあれこれを整理して私の中に残すか 言葉にするのを諦めて諦めたあれこれのスペースに戻す様な行為をしてしまうから。

そして その文章は限りなく村上小説の言い回しに似て来てしまいます(笑)

ハルキストでは無いのだと思っています。
足元にも及ばない。
ただ 1人では辿り着けない 言葉に出来ずにいた多くの感情をゆっくり 丁寧に広げて確認したり 例えるなら 時代がバラバラなまま箱に入れられていた写真を一枚ずつアルバムに収納する
そんな面倒な作業を手伝ってくれるのが私にとっての村上小説です。

小説に出てくる人々が酷い悲しみを抱えたまま生き続ける為にする日常的な習慣をお手本にしてみたり(スイミングは私には出来ない 理由は塩素の強い水が体質的に無理だから だけとは言えませんが)
質の良い物を きちんと評価する事や
誰もが持つ心の闇と それを認識する為の中立なスケールがどの様なものなのかを
日本に限らず 世界中のたくさんの人と共有できたりするある種の安心感を得られます。

あぁ 良かったと何度も思うのです。
そうだよね そう 現実に生きるってそう言う事だよね。

光と闇のバランス
見えないものと見えるもののバランス
現実と非現実のバランス

こうして 安心したり 整理したり 目標を見つけたりしながら読むのでなかなか進まない。
そして この3冊は少なくともゆっくりと光ある世界にしっかりと生きていこうとする希望がある。

君はこの小説を読んだらいいよ。
そう伝えたい人が居るのだけれど 割と大きなお世話だし(笑)
実は人の心に(特に過去に哀しい体験をしたまま それを無かった事にして今を生きる人に)影響力のある小説だから 無責任には勧めたく無い。

読み終える頃になるとペースが一気に落ちてしまうのは 未だその世界に留まっていたいから。
魅力的な小説にはそんな力がある。

宮本輝の小説もそうだった。
あぁ終わらないで ずっと登場人物達の日常と共に友人の様に生きたい。
あんな助言をくれる存在が私の人生に現れないかな そんな風に感じながら過ごしました。
まるで御守りの様だった。

ひとりごと と言うカテゴリーを作っておいて良かった。

これから 今夜中には読み終えてしまいそうで
つい引き伸ばしにひとりごとを書いてしまいました。
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# by yokush55 | 2019-03-04 23:15 | ひとりごと

心友と語る

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約15年前のその日 私は半年ちょっと勤めたバイトを辞めた。
私の部署の担当の主任は
あなたがが今日まで頑張っていたのを初めから知っていました(私はその職場では かなり異質な存在でした。旅帰りで真っ黒に日焼けしていたし まぁ他にも諸々)
「本来なら退職は1ヶ月前には伝えて貰う事になっていますが あなたは今日まででも了承します。」
と…


百貨店で働くのは 数年旅ばかりしていたから家族に安心して貰う為だったけれど
余りにも思想の違いが著しい人が多くて正直 心底辛かった。

その日はある先輩がお客様にも聞こえる場所で 同僚を罵っているのを聞いてしまい もう限界だと思い 突発的に主任に退職したいと告げに行ったのだった。
100歩譲って何かを想うのは仕方ない 自由なんだけど。お客様や私の様な後輩(同い年だったけどね)に聞こえる場所でそれは無いよ。
品位は?プライドは?
なんてね、私はきっと青かった(笑)

ただ 全く違う部署に1人だけ 連絡先を知りたい社員さんが居た。

一体神さまはどれだけ完璧なのだろう??
制服の返却に向かうエレベーターに乗ると
その全く違う部署の連絡先を知りたかった彼女が居たのだった。

名前も知らない
笑顔の素敵な彼女に本日付で退職する事を伝えて アドレスを交換して別れた。
彼女は親切や真心で人と接することをとても自然に出来る人だった。
ほんの数回見ているだけで なんて気持ちの良い人なんだろう!と、私が一方的に思っていたのでした。

アドレスを交換して直ぐに 2人で夕食を食べに行って ビールで乾杯し 自己紹介をしあったり(笑)まるでデートだったな。

あれから15年近くの時が経っても 彼女と私の会話は変わらずに続いていて。
世界平和の実現とは?
意識して言葉を使う訓練の話
想い出話に
映画の話をする。
4時間近く話をして 爆笑し 気付きを得て
流石にもう寝ようと笑い合う。
のに、また話に戻ってしまう…(笑)


世界平和の実現とは?

自分が平和で居る事
自分に悪や邪の側面もある事を受け入れる事
そしてその悪や邪は時代や環境に寄っていとも簡単に変わると言う事

などなどを話す。

お笑い芸人の話もする。
あの愛のあるツッコミいいよねぇ みたいな。

そして あぁ 幸せだなと思う。
心友と語る とりとめなく 次々に話題を変えて。
遅い時間に大声で笑う もうやだ だめだー お腹痛い!!って笑う。

何時も何時も 私の活動を応援してくれる彼女。
カミスキに出会う直前の放浪の旅の時代も 心配じゃ無くて応援してくれてました。(肝っ玉友達)

きっとおばあちゃんになっても笑い合えるんだろうなぁ。



# by yokush55 | 2019-02-27 03:16 | ひとりごと

ちょっと嬉しかったお話。


ちょっと嬉しかったお話。

6年程前 私は都心のホテルのパーキングの仕事をしていました。
母を看取ったばかりで  精神的にかなり参っていて、小さな事で直ぐに涙が出てしまう時期でした。

そのちょっと前
知り合いにも会いたくない
紙漉きも一時中断して
マスクをして
単発の派遣の仕事を選んで過ごす日々でした。
ある時期から 数ヶ月スパンの短期の仕事を紹介されたのですが
2週間 同じ職場に通いつつ 誰の名前も覚えていない職場でした(私にしたら 気持ち悪く感じる環境)
2週間が経ったある日 社員の方から
「派遣さん」
と、呼ばれた時に"あぁ もう駄目だ"と気付きました。

私である必要の無い職場を
交流の無い職場を選んだのは自分でした。


が、多少は普通(私の普通ね)の感覚が戻ったのかその日の内にもうその職場には行かないと決めて
前出のホテルのマネージャーを訪ねる事にしました。
このホテルのマネージャーは 共通の知り合いがホテルで紙漉きのイベントをしたら良いのでは?と、紹介してくれた方でした。

紙漉きとは関係無く イチバイトとして働かせて貰えませんか?
即了承を得て働き始めました。
後に知ったのですが このマネージャーは昔で言う作家やアーティスト、俳優や芸術家(確か芸人さんもだったかな?)のパトロン的存在だったのです!

仕事を提供する形でのパトロンさんは まだ芽の出ない芸事をする者には本当に有り難い存在でした。

私は昼間の勤務でしたが 都心のホテルのパーキングは24時間営業だったので 夜勤の人も居ます。
朝出勤すると5〜10分 この夜勤の方達と引継ぎをするのですが
ある俳優さんとご一緒する事が多く 時々は私生活についても話をしていました。

数人在籍していた俳優さんの中には時々テレビに出演している方もチラホラ。
舞台俳優さんもチラホラでした。

私が一番良く話をしていた Aさん(ご無沙汰しているので名前を出さない事にしますね)は、舞台を中心にご活躍していたのですが…

何と何気なぁく付けたテレビに主役で出演していました!!!!
あれ?Aさんに似ているな って良く観たらご本人。何だかとてもとても嬉しかった。

継続は力なりを証明してくれた様で 本当に嬉しかった。
ついブログに書いた訳は…
何かを辞めてしまおうか迷っている方へ
継続するとこんな日も来るよ!を、伝えたかったから。
(辞めるのは選択肢の1つです 悪では有りませんけどね)


テレビ観ましたよ!って伝える程の間柄では無かった私ですら こんなに嬉しく思えるものなんですね〜。

そんなに昔の話でも無いのですが、環境が大きく変わったこの6年からは遠い遠い昔の話に感じます。

Aさん おめでとうございます!
想いよ 届け。




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# by yokush55 | 2019-02-22 12:56 | ひとりごと

カミの帯留め 撮影してきました。

帯留め
着物や帯と合わせたら もっともっとその存在は増すはずだ!

と、言う事で 着物コーディネートは絶対にこの方にお願いしたい と言う私を唸らせ 笑わせる
マルチなアーティスト ファンシーキュットに
帯留めと着物のコーディネートをして貰いました。


これこれ 合う合う 
こっちが更に良いね
って トルソーにササッと着物を着せてくれて
出来たてほやほやの7つの帯留めを撮影しました。
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何て可愛いの〜。
誰に着て貰いたい?か?
なぜかパッと名前が出たのが 
中条あやみちゃん
着て欲しいわ〜。
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この帯留めに使った紙はかれこれ6.7年手元に置いてあり お気に入り過ぎて使えずにいた一枚。

鋏を入れるのが怖くて このくるみ帯留めの場合は中心からズレると直せないので冷や汗な感じで制作しました。

シェルみたいでお気に入りです。
帯留めは現在 イベントやメールなどの直接販売のみですが
忙しさの波が去ったら net販売も検討しています。

そして 値段はしばらくmax3900円で販売致します。
お問い合わせは
yokush55@gmail.com
へ。



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# by yokush55 | 2019-02-21 23:42 | 新作